「ばけばけ」の舞台を歩く
松江は、経由地じゃない。
「ばけばけ」の舞台、
そのもの。
出雲大社でも、鳥取砂丘でもない。
小泉八雲とセツが出会い、暮らしたのは、松江そのもの。
ドラマの舞台を歩いて巡れる距離に、まほろはある。
2025年度後期のNHK連続テレビ小説。小泉八雲(レフカダ・ヘブン)とその妻セツをモデルにした物語。松江市役所では「ばけばけドラマ館」が2027年3月31日まで無料公開中(入場無料)。
松江は、山陰の中間点であると同時に、
物語そのものの中心地でもある。
松江が山陰旅の拠点になる理由は、これまで紹介してきた「距離の近さ」だけではない。 小泉八雲が「神々の国の首都」と呼び、妻セツと暮らし、数々の怪談を生んだ場所こそ、松江そのもの。 出雲大社や鳥取砂丘へ足を延ばす前に、まず松江の城下町を歩くだけで、 ドラマの世界に入り込める。ここでは、徒歩で巡れる「ばけばけ」ゆかりの地を紹介する。
二人が暮らした武家屋敷
松江城北の堀端にある小泉八雲旧居は、八雲とセツが約5ヶ月間暮らした武家屋敷。当時の姿がそのまま保存され、庭も見学できる。
怪談の原点となった城下町
松江城、城山稲荷神社、月照寺など、八雲が紹介した怪談・奇談の舞台が城下に点在。散策しながら物語の背景をたどれる。
松江市役所のドラマ館
ドラマの世界観を再現した「ばけばけドラマ館」が松江市役所1階で無料公開中。セットや衣装、小道具の展示を見学できる。
まほろから徒歩で巡る、
松江城下ゆかりの地
※車を使わず、徒歩を中心にしたモデルコース。所要時間は見学時間を含む目安。
朝食を済ませ、徒歩で城下町へ。
まほろから塩見縄手方面へは徒歩圏内。朝の澄んだ空気の中、武家屋敷の並ぶ通りを歩いて向かう。
二人が暮らした武家屋敷を、実際に歩く。
八雲とセツが約5ヶ月を過ごした屋敷が、当時の姿のまま残る。庭のある座敷から、八雲が愛した庭の景色を眺められる。
直筆原稿や遺愛品から、二人の暮らしをたどる。
旧居の隣にある記念館。八雲の直筆原稿、愛用の机や椅子、セツにまつわる品々など、百数十点以上の資料を展示。
怪談の舞台にもなった、現存天守。
松江城は八雲が紹介した人柱伝説の舞台。境内の城山稲荷神社には、八雲が好んで通ったという千体以上の石狐が並ぶ。
松江市役所で、ドラマの世界観を体感する。
物語の舞台となった長屋のセットや衣装、小道具が展示された特別空間。松江市役所1階、入場無料(2027年3月31日まで)。
縁結びの神様に、鏡の池で恋占いを。
セツも若い頃に占ったという鏡の池の縁占いは、今も人気の体験。松江市街から少し足を延ばして立ち寄れる。
「ばけばけ」の舞台も、
歩いて回れる距離に。
230年の古民家を改装した一棟宿。松江城下、塩見縄手や松江城まで徒歩圏内。
ゆかりの地を歩いて巡る旅の拠点に。